全般

最悪を想定すれば、すぐに行動できる

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル』に、「起き得る最悪のことは何か」を自問自答すれば、決意して行動を起こすことができると書いていました。本当にその通りだなと思いました。

個人的な実例

私は先月、M1 Max MacBook Proを発注したのですが、まだ手元にありません。納品までにはあと2週間ほどかかる見込みです。発売後すぐに購入した人、つまりすぐに行動をした人より3ヶ月遅れぐらいでしょうか。もっと早めに行動していればと反省しています。

購入を迷っていた3つの理由

  • 同時期に別デバイスを購入した
  • 自分のニーズにピンポイントでマッチする製品ではなかった
  • ライバル製品の登場が気になっていた

今回、私が早めに行動できなかったのにはいくつか理由があります。まず1つはPixcel 6を同時期に買っていたことです。Pixcel 6もMacBook Proもパフォーマンスアップ目的で欲しいと思っていました。ただパフォーマンスアップという実際に効果があるかどうかは分からない、デバイスを使いこなせるかどうかわかないのに、高級デバイスを次々と買うのは贅沢なことなのではと感じていました。

後は、M1 Max MacBook Proは動画編集をするような人向けで、エンジニアにはハイスペックすぎるという評判も気になっていました。エンジニア用途でスペックがあると嬉しいときは、Dockerコンテナをバンバン起動するときや、ローカルで実行するテストを高速に終わらせたいときぐらいなので、確かにM1 Proあたりでも十分間に合っていそうです。

ただ個人的にM1 Proの画面出力数が2画面までという制限が使い物になりません。M1 Maxの4画面でも足りないぐらいです。なのでこの制約から、買うならM1 Maxしかないとは思っていました。ただ、全体的にはオーバースペックだけど、画面出力周りはいまいちという従来のMacBookのダメな所は残っており、40万〜50万ぐらいする高い製品なのに、自分のニーズとはピンポイントで一致しないということがネックで購入に踏み切れずにいました。

最後にWindows11の存在も気になっていました。特に音声認識の精度がMacより格段にいいらしいので、もし可能ならWindows11を使いたいと思っていました。開発PCとしてはMacの方が良いけど、やはり全体的な使い勝手としてはWindowsの方が勝っていると思っています。ハイスペックのWindows11、具体的にはLenovoが数ヶ月遅れで手に入るなら、それまで待つ価値はあると思っていました。

結局購入してしまった

しかし、結局、購入に踏み切ってしまいました。理由は、現在使用中のパソコンのスペックが悪すぎて使用中にストレスを感じてしまうこと、購入しようかどうか悩んでいる時間が無駄だと思ったこと、LenovoのWindows11に対応したハイスペック製品がいつになるかわからないこと、でてもM1 Maxとたいして変わらない値段になりそうなことが主な理由です。

Windwos11の音声認識が心残りではありますが…

もし起き得る最悪のことを想定していれば

わかっていたことですが、納品までかなり時間を要します。もっと早く買っておけばと、毎日思っています😇

もし、起きる最悪のことをちゃんと考えていれば、今回のケースももっと早く行動できていたかもしれない。『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル』読んで、そう思いました。

今回のケースだと起き得る最悪のことはM1 MaxのMacBook Proを処分してでも欲しくなるようなWindows端末が出る、会社から同PCが支給されて私物同然となるなどのケースでしょうか。具体的にはMacBookの購入コスト、45〜6万円の金銭を失うということかと思います。

確かに大きい金額ではありますが、購入までウダウダと悩む期間や今のPCパフォーマンスに不満を持ちながら作業することを考えれば、たかが知れていると考えることもできます。最悪でも45万円失うだけ(売却できることを考慮したらもっと被害は少ないかも)ということを考えて納得できていたらな、もっと早く行動できたかもしれない。

そう思う今日この頃です。