ライフハック

ホテル暮らしのメリットとデメリットを考えて出した結論

前回、引っ越しで都心に住むべきかどうか考えたという記事を書きました。

エンジニアはリモートワークでも都心に住むべきなのかこんにちは。タムタムです。 近々引っ越しします。 これまで引っ越しは何回かやったことありますが、職場の近くや通勤のしやすさが必須条件...

その問題を考えていたとき、ホテル暮らしに移行するかどうかも本気で考えていました。結局断念したのですが、その結論にいたったことを書きたいと思います。

ホテル暮らしとは?

厳密な定義はないと思いますが、ここでは住宅を購入したり賃貸契約などは結ぶことなく、365日毎日ホテルで暮らすこととします。

有名なところでは、ホリエモンが実践しています。とはいえ、彼の場合はお金に困っていませんし、ホテルの手配はスタッフがやっています。移動は運転手付の車だったりプライベードジェットだったりするので、我々のような一般人には参考になりません。

少し前に、帝国ホテルが1ヶ月で35万円ぐらいのプランを出して話題になりました。帝国ホテルにしては安いですが、それでもやはり私に出せる金額ではありません。

YouTubeでホテル暮らしをしてみた系の動画があり、普通のビジネスホテルとかを使用しています。私はこの辺を参考にしました。

もしホテル暮らししたらどういう生活になるのか

もし自分がホテル暮らし生活をしたら、どうなるのか想像してみました。

帝国ホテルのように、ホテル暮らし向けのプランがあるホテルはほとんどありません。なので、普通に1泊ずつ支払うか、ウィークリーマンションやマンスリーマンションを使うことになります。

となると金銭的に、ベッドと小さい机があるだけの部屋になり、用途はほぼ寝るだけになります。ホテルで仕事をしたくても仕事に適した奥行きのある机は配備されていません。仕事はコワーキングスペースがメインになるでしょう。

というわけで、この生活に切り替えたときのメリット・デメリットを考えて見ました。

ホテル暮らしのメリットとデメリット

メリット

  • 身軽になって好きな環境に柔軟に住める
  • 友人宅や実家を利用すれば、費用が抑えられる可能性がある
  • 掃除から開放される

デメリット

  • 自室で仕事できない
  • 本を所有しづらくなる
  • 趣味に必要な物品を所有しづらくなる
  • ネット環境は無線一択
  • 自炊できない
  • 費用が高い
  • 体が休まるのか、リラックスできるのか疑問
  • 所有中の新しめの家具・家電も処分、賃貸契約に戻るときに買い戻しが必要
  • ホテルの手配や、使用中のサービスの住所変更などが面倒くさい

メリットの考察

身軽になって好きな環境に柔軟に住める

これは最大のメリットですね。

今はフルリモートだったり月1の出社とかだったりするので、夏は涼しい地域などで過ごしたり、冬は沖縄から仕事するなど自由にできます。プロジェクト始動の時期で出社が多くなるなどになれば、会社近くのビジネスホテルとかを使用すればいいわけですし。

実際、私は今出社がほとんどなく、こういう生活をしたくて本気でホテル暮らしを考慮しました。

友人宅や実家を利用すれば、費用が抑えられる可能性がある

これもホテル暮らしを考慮した要因の一つです。私は実家は都心から1時間半ぐらいの、がんばれば通勤できなくもない位置にあります。部屋は空いていますし、家族との関係も良好ですので実家の世話になることはできます。ホテルの価格が高くなるハイシーズンとかは実家を使えば費用は抑えられます。

また、長期滞在はさすがに無理ですが、1週間ぐらいなら寝泊まりさせてくれる友人も数人います。こういう生活も一時やるだけなら面白いだろうなと思い、ホテル暮らしをしてみたいと思いました。また歳を取れば取るほど、こういうことは難しくなるでしょうし、やるなら今しかないとも思いました。

掃除から開放される

上記の2つのメリットに比べればたいしたことではありませんが、日々の掃除から解放されるのも嬉しい点です。

綺麗な部屋で過ごすと人生は好転します。しかし分かっていても、自分の部屋だとおごそかになり、気づいたら部屋はちらかるんですよね・・・ ホテル暮らしだと定期的に清掃入りますし、住む場所もころころ変わるので、この心配はなくなります。

デメリットの考察

自室で仕事できない

私は一番最初に思いついたデメリットはこれでした。

ビジネスホテルの机だと奥行きが狭すぎて仕事に適さない、空間も狭すぎて集中もできない。地方の旅館だと座卓でモニターもない。という理由で、自室で仕事はできなくなります。コワーキングスペースの併用前提で、毎日、コワーキングスペースに通う生活になってしまいます。

通勤しないで自室の静かで空間にも(多少の)余裕がある環境で仕事ができなくなるのは、最大のデメリットです。

本を所有しづらくなる

本はなるべくKindleで買っているのですが、技術本は書籍で買いますし技術雑誌も書籍で購読しています。また本に囲まれた空間が好きなので、所有欲がわきそうな本や何度も読み返しそうな本は、紙で購入することもあります。

ホテル暮らしになったら、今見たくポンポン気兼ねなしに本を買えなくなるなと思いました。

まあでも、これはなんとかなる問題ではあります。定期的に実家に送るとか、紙で買ったものは全部自炊して、どうしても紙で欲しくなったときは買い直すとかで対処できます。

趣味に必要な物品を所有しづらくなる

個人的な趣味である、格ゲーどうやればいいんだろうと思いました。モニターは部屋に備え付けのものを使うとして、アケコンとPS本体は持ち歩く必要がありそうです。これだけで、トランクケースの半分が埋まりそうです。またネット環境が無線になるというのも格ゲー的にはネックです。

あと私は他にも道具が必要なスポーツの趣味があります。レンタルとかはありませんので、この道具も持ち歩くのが大変だなと思いました。

自炊できない

これは人によってはむしろメリットかも知れませんが、私は自炊できる環境が欲しいので、これは許容できないぐらいのデメリットです。

自炊環境が欲しいのは、別に調理の行為そのものが好きというわけでなく、健康に気を使いたいからです。結果的に、添加物まみれの食べ物や低品質な油で作られた料理を避けられるなら何でもいいのですが、現在のテクノロジーでは自炊するか高級料理店に行くしかありません。後者は金銭的に無理ですし、自室でリラックスしながら食事をとりたいとこともありますので、自炊一択になってしまいます。

ホテル暮らしの場合、健康的な食事をどうやってとればいいのか、この問題にたいする解は見つけられないままでした。

費用が高い

自室で仕事できない問題と双璧をなす大きなデメリットがこれでした。

ベッドしかなくてシャワーと睡眠以外何もできないような部屋でも、都心だと安くても7000円ぐらいかかります。コワーキングスペースの費用も考えると、月25万円ぐらいです。ワンルームのマンスリーマンションでも、だいたいそんなもんです。

月25万円なら都心の1LDKに住めます。

同じ金額なのに、ライフクオリティ、満足感にかなり差があります。

まあ、でもこれは都心にずっと在住する場合のMAXの見積もりです。地方在住を基本として実家などを併用する場合は、だいぶ費用は抑えられるかもしれません。

体が休まるのか、リラックスできるのか疑問

これもかなり気にした問題の一つです。

ホテルの安いベッドマットレスを365日使い続けると、体を痛めそうな気がします。また、日中は毎日外出前提なので疲れる、独房のような狭い部屋で暮らし続けると精神も病むかも知れないという懸念もありました。

コロナ禍で家にいる時間が長いからこそ、住宅にコストを割き、都心に住んで便利なサービスを利用しながら人生の満足度を上げるという選択もあると思いました。

所有中の新しめの家具・家電も処分、賃貸契約に戻るときに買い戻しが必要

これもかなりのネックです。私は冷蔵庫、電子レンジ、ベッドが比較的新しく、それなりのグレードのものでもありますので、処分するとなると少し抵抗があります。

おそらく長くは続かないであろうホテル暮らしを止めて、賃貸生活に戻るときに、また家具・家電を一式買い直しというコストも発生します。

結論

かなり悩んだのですが、メリットよりデメリットが大きいという理由で断念しました。

まだホテル暮らしが快適になる料金プランやサービスが揃っていない、時代が追いついていないなというのが個人的な雑感です。

低所得層、中級層にはまだまだホテル暮らし生活ができる社会にはなっていないなと思いました。快適なホテル暮らし生活ができるのは経済的に余裕がある層だけというのは、テクノロジーやサービスが発展した今の世でも変わりないようです。

ホテル暮らし今後は一般化していくのか?

ホテル暮らしが一般化するのは正直難しいと思いますが、個人的な願望も込めて可能性が全くないことではないと思います。

交通手段も発展し、ライフステージもころころ変わるようになる流れは今後避けられないので、それだけ住居の変更という需要も増えます。なので、物を所有しないという思想は、家電から住居へと拡充していくと思います。

そうなったとき自宅購入よりは賃貸のニーズが増えますが、今の不動産業界のブラックボックス化、仲介業者や保証会社の不必要さなど誰の目から見ても明らかです。この問題が根強く残るなら、ホテル側がもっとシームレスに入居したというユーザ需要にマッチしたサービスを展開してくれるのではと期待しています。

早くシームレスに居住変更できる社会になればいいですね!