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システムには基礎知識のスコープと実践のスコープとアカデミックのスコープがあります。
基礎知識と実践は身につけるべき領域ですが、アカデミックはほとんどの現場で求められることはありません。アカデミックな内容は実践とはかけ離れた理論であり、ただの趣味です。勉強し過ぎの功罪というと大げさですが、このことを意識していないと現場に迷惑をかけているかもしれません。
例えば、DBなら第4以降の正規化の話とかがアカデミックにあたります。インフラで言えば、Linuxの資格試験とかに出てくる、実践ではまずは使わないであろうコマンドのオプションなどがそうでしょう。
開発の話でいえば、ドメイン駆動設計、DDDやデザインパターンなどもアカデミックと見なしていいかと思います。こういった話は机上の設計の話では、出てくることがありますが、DDDなどは人によって解釈の仕方も違ったりします。こういった知識は実践では求められませんし、もし実践に出てきたとしてもその時点で学べば済む話です。
だから、自分が苦労して学んだからと言って、現場では使わないようにしてください。身につけた知識をひけらかすようなマネはしないでください。それはただの迷惑です。現場を混乱させるだけです。
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