ポエム

戦略的なキャリア構築

戦略的に生きる、戦略的にキャリアを構築するという考えがあります。

これは一体、どういうことなのでしょうか?

語弊を恐れずに言うと、戦略的にキャリアを構築するとは、効率よく稼ぐ道を歩むということです。

戦略的に生きると稼げる

当然ですが、投入した労力や時間に対してのリターン、つまり稼ぎやすさは業界や仕事内容によって違います。

戦略的キャリアとは、自分のキャリアのベクトルを、その稼ぎやすい業界や内容にできるだけ近づけたものになります。もちろん、ない物ねだりをしても意味がないので、自分にできる範囲でいて、幸福度もそれなりに高いものを選ぶ必要があります。

社会の需要に合わせて、求められているものを学び、自分にできることを伸ばし続ければ、その分野では専門家になります。それで十分なリターンを得ることはできます。そして大半の人が、そのことしかやっていません。私もそうです。

ITエンジニアという広義の意味で言えば、効率よく稼ぎやすい職種ではありますが、それは社会人の入り口として選んだキャリアがたまたまそうだったに過ぎません。ただのラッキーに過ぎません。

社会人になってからは、ただエンジニアをやり続けただけで、戦略的キャリアは考えもしませんでした。

一方、エンジニアでも戦略的に生きてきた人は、今は多大なリターンを得ています。思いつく例で言えば、シリコンバレーエンジニアの酒井さんや、雑食エンジニアサロンをやっている勝又さんでしょうか。

戦略的にキャリアを構築してきたエンジニアは、エンジニアの枠を越えた収益を確立しています。インフルエンサーとして業界に多大な影響力を及ぼすことができるので、自身のキャリアは思うように構築していけるでしょう。

海外のトップオブトップのエンジニアは、年収3〜4000万円といわれています。上記に例を挙げた酒井さんや勝又さんは、もちろんエンジニアとして優れているの間違いないでしょう。ただ、海外トップ並かというと、そこまでではないと思います。それでも彼らがトップエンジニア以上に稼ぐことができるのは、戦略的な生き方の効果と言えるでしょう。

戦略的キャリア=SNSではない

上記の例を見ると、戦略的キャリアって要するにSNSで成功することでしょ? と考えがちです。

確かに、彼らの突き抜けた収益の大部分は、SNSの力によるものでしょう。しかし、SNSで成功できた土台にあるものこそ、戦略的に構築したキャリアです。

酒井さんはエンジニアとして戦う場を、一番需要があって稼げるシリコンバレーにしました。日本で技術を突き詰めても、稼げる年収の上限は1500〜2000万円といったところです。しかし、働く場をシリコンバレーにすれば、給与レンジの上限は2倍ぐらいになります。それに環境が人を作るというように、シリコンバレーでエンジニアとして働き続けることができたなら、自身の技術力は日本にいるときとは比較にならないほど成長していくでしょう。

これは戦略的なキャリア構築と言えるでしょう。こういった考えなしに、ただ日本でキャリア構築していただけでは気づけないキャリアです。

そうして気づいたキャリアのおかげで、生活するには十分の収入があるので、SNSなどの成果報酬型の仕事をするリスクもとれます。そして、そのキャリア、つまりシリコンバレーでエンジニアをしているという実績は、SNSでの成功要因にもなっています。

勝又さんは自信のYouTubeで公言されている通り、短いスパンで転職(? フリーランスの案件ジョイン)を繰り返して、キャリアを構築してきたそうです。

何も考えずにこういうことをすると、ただのジョブホッパーになってしまいます。ただ彼の場合は、需要があってお金が流れ込んできやすいWebエンジニアという領域を選びました。そして、そのWebエンジニアの中でも枯れた技術や若手エンジニアと競合する領域でなく、今、そして今後求められる技術を取り込み続けています。

その結果として、お金を出せる案件の初期フェーズから参画できて高単価を得ています。さらのその知見をSNSでアウトプットすることで、収益をスケールさせています。

戦略的キャリア構築ができてないエンジニア

一方の私はというと、戦略というものは考えたこともなかったので、その場その場の目の前にある技術を勉強したり、興味もったものだけやったりでした。

結果として深い専門性はなく、パッとしない妙齢のフリーランスになりました。時間給労働でしか成果を上げることができず、時給4〜6000円の並のエンジニアとして生きていくことになります。

そして、今、外資で働いてみたいと思って、アルゴリズム等の勉強をしていますが、これも若手の競合する領域です。投資対効果は低く、とても戦略的とは言えない道を進んでいます。

それが分かっていて、なぜこんなことをするのか。

正直、自分でもわかっていません。私はアーキテクチャーの選定などをすることは好きですが、マネジメントには興味がなく、おそらく向いてもいないでしょう。基本プログラミングしていたい、手を動かしていたいと考えています。それでいて、今さら海外に出て挑戦する気力もない。

結果として、日本では高単価をことが難しく競合多数のエンジニア枠で、勝負し続けるという道を歩むことになっています。

正直、楽な道ではありません。今はまだエンジニアとして技術力を磨いている時期ですが、戦略的に考え続け、隙あらば高単価で将来の役にも立つ仕事に飛び込んでいきたいと思っています。

もし過去の自分に助言できるなら、技術内容だけではなく自分がいる領域とこれから進もうとする領域の将来性、スケールのしやすさ、つまりはお金が入ってくる業界やジョブロールで、投入する労力や時間に対して十分なリターンを得られるか、そしてそれを活かしてさらに稼ぎが青天井の成果報酬型への仕事につながるかを考えろと言いたいです。