私はこれまでずっとWindowsユーザーだったのですが、今年からMacBook Proに乗り換えました。
MacBookを使うようになって数ヶ月、基本的にMacBookには満足しているのですが、Windowsと比べてここがいまいちというポイントもいくつかあります。
個人的にMacBookがWindowsより劣ると思う点をまとめてみました。
マルチモニターで画面配置が毎回変わる
MacBookはIntel、M1にかかわらずどの機種も、外部ディスプレイの機能が酷いです。
1ポートの台数制限があるので、1台のドックステーションでは対応できません。M1 Pro/Macでポートがまともになったとはいえ、本体にゴチャゴチャとアタッチメントを付けて配線だらけになるスタイルは相変わらずです。
そして外部ディスプレイの設定画面がかなり使いづらいです。
なにより酷いのは、ログインやスクリーンから復帰する度に、マルチモニターの配置設定が変わることです。
Macを使っていて一番ダメなポイントがこれです。ほぼ毎回、ディスプレイの配置設定をやり直さないといけません。かなりイライラします。この問題があるので、電源使用時は長時間未使用でもログオフしないようにしないといけません。本体への負担がありそうですし、セキュリティにも問題があります。
Windowsでは外部ディスプレイの問題はまったくありませんでした。設定は維持されるし、設定画面も使いやすい。
最近は曲面ディスプレイや大画面モニターなどで外部ディスプレイは1台か2台の人が多いので、このことが大問題になる人は少ないかもしれません。ただ私の自デスクはモニターが5枚あるので、この問題はかなり大きいです。
この問題だけで、Windows回帰も本気で考える時が多々あります。
たぶんですが、Appleが外部ディスプレイを制限する独自規格が、何か悪さをしてこのようなことになっているのだと思います。タッチバーやポートが改善されたとはいえ、Appleのユーザーに不便を強いる独自規格のゴリ押し文化はまだ残っているな感じざるをえません。
Finderが使いづらい
Finderも相変わらず使いづらいままです。
右クリックでファイルの新規作成はできませんし、検索もデフォルトのスコープがなぜかPC全体で使いづらいです。サーバ接続の検索は、壊滅的に遅いです。
Windowsを使っているときは意識していませんでしたが、Macを使うとWindowsのファイルエクスプローラーってすごかったんだなと思います。
アプリや周辺機器にお金がかかる
Macは実用レベルのアプリは有料なことが多いです。私はとりあえずAlfredに7,000円、GoodNotesに1,000円払いました。このペースでいくと、他にもまだ購入を迫られるアプリがありそうです。
また前述のアタッチメントがじゃらじゃらの問題で、周辺機器もいろいろと購入する必要があります。ドックステーションで万単位のお金がとんでいきます。Windowsだと1台のドックステーションでマルチモニターが実現できましたが、Macは1台のドックステーションで2台しか拡張できないので、ドックステーション自体も複数台必要です。
Macは買うときも買った後もお金がかかります。
ソフト未対応問題
昔と比較するとだいぶ改善はされましたが、Macはやはりアプリが対応していないという問題が常にあります。
VRできない
Macではゲームが対応していないことがほとんどです。最近流行のVRもMacではできません。
私はVRに少し興味をもってやってみようと思ったのですが、Mac未対応だったので諦めました。
MacBook ProはGPU盛々でハイスペックですが、ゲーム未対応なのが哀しいですね。
キーボードの設定ができない
これは自作キーボードを使っているマニアックな人かつM1の機種だけの問題ですが、キーボード設定ツールのQMK関連が動きません。
厳密にいえばM1でも動かす方法があるみたいですが、2022年現在、設定が難しかったので諦めました。(手元にWindowsがあったので・・・)
フットスイッチの設定ができない
私はフットスイッチを使っているのですが、フットスイッチの設定もWindowsでしかできません。これはMacではどうにもならなそうなので、Windowsを手元に置いておくか、フットスイッチの使用を諦めるしかなさそうです。
まとめ
以上、WindowsからMacに乗り換えたときに感じた不便なことでした。
MacはMacでWindowsより良いことがたくさんあるのですが、それをリストアップしていたら収集つかなくなるので、今回は不便に感じたことに限定してリストアップしてみました。