ライフハック

手書きによるメモ習慣のススメ

手書きのメモ習慣、良いという話聞くけど自分にも必要なの?

私はちょっと前までこの疑問を持っていて、長いことメモ習慣が定着しませんでした。エンジニアにはメモ習慣は必要ないよね、企画とかのアイデアが求められる人や、意思決定が必要な経営層だけに効く習慣じゃないの? と、考えていました。

でも、これは間違っていました。手書きのメモ習慣はあらゆる職種で有効です。取り入れるべき習慣です。

手書きメモ習慣のメリット

手書きによるメモの最大のメリットは、記憶に定着しやすいということです。つまりはインプットの質の向上です。

人間は運動がともなった記憶は定着しやすいという特徴があります。専門用語では手続き記憶といわれています。書くという行為も運動の一種なので、書きながらだと記憶が定着しやすいです。

この記憶はインデックスのように、いつでも自由に引き出せる類のものはありません。でも意識のどこかには残っていて、あるとき急に思い出すとか別の知識を得たときに点と点が結びつくといったようなことが起こります。

これが手書きによる最大のメリットです。

自分のちょっとしたアイデアをメモしておけば、どこかで何かと結びつくことがあります。メモを取るという行為をしていなかったら、そのフッと思いついたアイデアや思考は忘れ去ってしまい、活かされることはありません。

メモ=紙ではない。デジタルを活用しよう!

タイピングのメリットは手書きでも実現可能になった

現代はエンジニアに限らず、タイピングでメモをする人が多いと思います。私も手書きのメモに挑戦しては、すぐにタイピングに戻るということを繰り返していました。

タイピングは図がすぐに描けないというデメリットはあるものの、以下の様なたくさんのメリットがあるからです。

  • 手書きより早くて疲れない
  • 修正が楽
  • 保管が楽
  • あとで検索できる

しかし、タイピングには前述の記憶の定着というメモ最大のメリットがありません。あとで絶対見返す仕事のメモとかはタイピングでもいいですが、自分の思考やアイデアをまとめる用途にタイピングは適していません。

そして、タイピングのメリットの内、修正、保管、検索はデジタルツールの発展で手書きでも実現可能になりました。

デジタルで手書きメモをしよう

メモ ≠ 紙の手書き

メモ=紙の手書きではありません。デジタルツールを活用して、がんがん手書きメモをしていきましょう。具体的にはタブレットを活用しましょう。

紙の方がアクセス性がよく手早くできるので良いという意見もありますが、私はそうは思いません。手元に紙やペンがない時もあるし、紙を持ち運ぶのも一手間です。デジタルも基本はタブレットを使うのですが、手元にないときはスマフォでも代用できます。紙やペンはなくても、スマフォがないということはあまりないでしょう。

スマフォとタブレットは連携できるのでタブレットがないときはスマフォで音声入力でメモを残しておいて、あとでタブレットで手書きでまとめるということもできます。

タブレット・スマフォのアプリはiPad/iPhoneならGoodNotesがオススメです。Android系ならBamboo Paperがいいでしょう。これらはパソコンとも同期できるので、あとでパソコンから検索したり参照できたりもします。

メモ習慣をオススメする数々の書籍

最後にメモをオススメする数々の書籍を紹介します。私はこれらを読んで、手書きメモを活用しようと思いました。

『行動最適化大全』

本書によると、ビル・ゲイツもメモの習慣があったそうです。

『ゼロ秒思考』

本書では、自分が今持っている課題や考えていること、感情などを、さっと手書きで書き出すことをすすめています。頭が整理されてクリアになり、気分がはれるなどの効果があると説いています。

『天才たちのライフハックハック』

本書でメモ習慣があった偉人が紹介されています。

IQ160の天才映画監督、クエンティン・タランティーノはメモ習慣を持っていたそうです。過去の自分の感覚を呼び起こすことができるとのことです。

ハリーポッターのJKローリングはアイデアをカラーリングにまとめることをしていたようです。カラーを簡単に使えるのも、デジタル手書きのメリットの1つです。

『達人プログラマー』

本書の「基本的なツール」の章に、エンジニアリング日誌のセクションがあります。

記録は記憶より確実で、手書きにはタイピングと違う特別な何かがあると記載されています。

ファイルやWiKiでなく紙ベースをすすめています。本書が執筆されたときは、今ほどデジタルツールが発展していなかったので、紙と記載されていますが、焦点は手書きなので、今ならデジタルでも問題ないかと思います。