全般

学びの独自最適の必要性は分野による

こんにちは、タムタムです。

30代後半にして学びの重要性を知り、今になっていろいろしています。人より何馬身遅れているのかわからない感じですが、悪あがきしています。

そんな私ですが、最近わかったことがあります。それは、学ぶ分野によっては独自で最適化していく必要があるということです。すでに確立した方法論や理論を学んだ上で、分野によってはそれを自分に適したものへ昇華していく、もしくは切り捨てるという選択をする必要があります。

逆に独自最適が入る余地がほとんどない分野もあります。

それらをまとめてみました。

理論と独自最適のマトリクス


理論重要度
を縦軸に、独自最適必要度を横軸にした以下の様なマトリクスで、今の自分が興味ある分野がどこに属するか考えてみたいと思います。

考える分野は、今、私が興味あるものということで下記を選出しました。

  • ITのエンジニアリング(本業)
  • 健康
  • 投資
  • 格ゲー
  • 麻雀
  • 婚活(興味を持ったのは、数日前だが・・・)

で、これらをマトリクスに入れるとこんな感じになりました。

婚活: 理論も独自最適も必要ない

まずはわかりやすいところから。婚活は理論は不要ですし、独自最適も必要ありません。

断っておきますが、これはユーザー側の話です。婚活というサービスを提供する側なら、理論は重要ですし独自の戦略も必要になってくるので、もっと右上に属することになるでしょう。

しかし、ユーザ視点ですと知っておくべき理論はたかが知れていますし、そもそもプロに外注することができるので自分で知る必要はほとんどありません。人(スペックや環境など)によって、最適な戦略が違ってきますが、その答えは用意されているので、独自で最適化していく余地はありません。

ITエンジニアリング: 理論は重要だが独自最適で昇華する余地はない

ITエンジニアリング。これは私の本業であり、プロとしてエンジニアリングを学び続ける場合の分野としての特性での話です。理論は重要ですが、独自最適は必要ありません。

技術や理論は日々アップデートされていくので、それらを学び続ける大変さはあります。しかし、それらを学んだ先、独自で改良が必要になるということはありません。(OSや言語、フレームワークそのものを生み出す天才は除く)

プロジェクトの要求や制限(予算や期間など)によって、採用技術や構築の方法論にベストな選択をする難しさ、選択できたとしてもそれを実現する難しはありますが、最適解というものは存在します。独自最適で生み出すものではありません。

最近、ITのエンジニアは高収入と言われたりしますが、突き抜けた高収入(年収5000万とか1億)にならないのは、独自最適不要という分野での限界だと思っています。

格ゲーと麻雀: 理論が結構必要、独自最適は少し必要

格ゲーと麻雀は、運要素が絡む対人ゲームです。だからこそ、理論が重要になってきます。この二つは、常に選択し続けて、最終的にプラスとすることを目的としています。(麻雀はルールや状況によっては例外がありますが) この選択には、常に最適解、期待値の高い選択というものが存在します。

しかし、対人ゲームなので、常に理論上の最適な選択をし続ければいいというわけでもありません。自分が得意とするもの、相手との相性、その時の状況によって理論上の最適解よりリスクリターンが良い選択というものが存在します。つまり、理論上の最適解に人という不特定要素をとりいれて独自で最適化していく必要があります。なので、独自最適必要度がそこそこ必要なグループに属することになります。

私のような一般ユーザは不特定多数の人とやることが多いので、独自最適はそこまで必要ありません。なので左よりに属していると判断しました。トップ集団の中で、特定の人間、データが揃っている人間と対戦することが多いプロは、もっと右に行くと思います。

理論重要度が麻雀が格ゲーより下なのは、麻雀は格ゲーより運要素が(かなり)強いこと、そもそも理論がまだ確立されてない分野でもあるという理由からです。

投資: 理論も重要だがそれ以上に独自最適化が必要

投資は理論が重要だが、それ以上に独自最適化が必要。最近ようやくこのことに気がつきました。FXを始めたのは10年ぐらい前、これまでは理論にしか目が向いていませんでした。ずいぶんと時間を無駄にしたように感じます。

投資には理論が必須です。大別すれば、テクニカルとファンダメンタルの2つですが細かく分類すれば膨大な量になります。すべてを把握するのは無理でしょう。だからこそ人は理論を一生懸命、勉強するのではないのでしょうか。

しかし理論を身につけただけでは当然結果が出ません。

投資の手法は理論の上に成り立ちますが、再現可能なものは存在しません。そもそも自分の特性にあった手法とは限りませんし、自分にあっていたとしても相場の状況は変わり続けるのでその手法の完コピを披露する場など訪れません。なので、理論もしくはその手法を独自で最適化していき、現在もしくは未来の相場で自分で実行可能なレベルのものにまで落とし込んでいく必要があります。

だから有名な投資家に弟子入りして自分も同じことができるようになりたいとか、○○億稼いだ人の手法を再現できるようなろうとかの発想はやめた方がいいです。師弟制度そのものを否定する気はありませんが、それは弟子が効率よく理論を学ぶためのものです。師匠のクローンを作ることを目的とした師弟制度は無意味で愚かしいものです。

理論は無数にあり、自分の特性(考え方、資質、使える時間や資産など)に合わないもの、そもそも誰にとっても役に立たないものなどもあります。取捨選択して、その上で独自最適していきましょう。当然ですが、一発当てた人はもちろん、継続的に稼ぎ続けるプロ中のプロも全ての理論を把握しているわけではありません。

健康: 理論も独自最適も必須

健康は、常に新理論が出続け、今までの定説が覆されることが往々にして起こる分野です。

しかし、「じゃあ最新の理論を学んでもそのうち嘘だったということになるから気にしなくいいよね」ということにはなりません。新理論は少なくともその時点では一番信憑性のある説です。一度、採用して試してみる必要はあります。

○○ダイエット! とか、この水で健康になった! みたいなわけのわからん流行を追う必要はありません。ただ実験データ(エビデンス)のある論文を元にした説を展開した書籍などは追う必要があります。

そして健康という分野では、そのエビデンスのある最新の研究結果が必ずしも自分に当てはまるわけではありません。自分の体で試し、自分に合っているかどうか見極めて、そのメソッドを自分の中に取り入れるか取捨選択が必要になります。つまり研究で生み出された様々メソッドの組み合わせを自分用に最適化していく必要があります。

自分が学んでいる分野で新たな発見があるかも

以上、理論重要度と独自最適必要度に基づいた学びの考察でした。

自分で言うのも何ですが、よくできた分析なのではと思ってしまいました。一度、自分が学んでいる分野をこういう視点で分析してみるのはどうでしょうか。新たな発見があるかもしれませんよ。

では、この辺で失礼します。