読書

書評『自由もお金も手に入る! 勝間式スローライフ』

『自由もお金も手に入る! 勝間式スローライフ』をオーディオブックで聞きました(読みました?)

すべてを参考にするのは難しいけど

勝間和代さんの本は、マニアックなライフアックの紹介多いので、個人的にはかなり好きです。著書は年収10倍の本がブレイクした頃に数冊読んだだけですが、YouTubeやメルマガはよく見ています。なので、彼女が提唱しているライフハックで知らないものは、あまりないと思っていたのですが意外と色々とありました。

彼女が提唱するライフハックの方法は、彼女の生活の土台があってからこそ成り立つものも多く、個人的には参考になったりならなかったりします。

しかし、万人に適用できるライフハックなんてそもそもありませんし、彼女自身もライフハックは自分で考えて実践していく必要があると言っています。要はマインドセットの問題かと思います。今の自分より、よりよくなろうと考えて行動している人なら、おもしろいと感じるノウハウはあるし、今すぐは実践できなくても将来どこかで役に立つかも知れないノウハウもあるかもしれません。

本書を読んで自分に取り入れてみたいと思ったこと

クッキング

クッキングは、ホットクックとヘルシオ×2の設備で料理をすると、短時間でお店のみの用意ができるとのことです。

私はヘルシオではなくPanasonicのビストロの最高ランクのやつを1台持っていますが、今はほとんど温めにしか使っていません。この電子レンジはいろいろ料理できてレシピも豊富なのですが、使用後の掃除や、使用前の素材の準備、包丁を使ったりするのが面倒くさすぎて、料理には使用しなくなりました。今は「わんまいる」という冷凍の宅配サービスで済ませています。ホットクックは前から存在は知っていましたが、やはり使用前後の面倒くささという問題があると思って手を出せていませんでした。

しかし、最近は「わんまいる」にもだいぶ飽きてきたので、他のものを食べたいと思うようになってきました。とはいえ、健康には気を使いたいので、スーパーの惣菜やコンビニでの加工食品は避けたいところです。外食も時間がかかって疲れるので、やりたくはありません。

となると残る選択肢は、自炊でどうにかするしかありません。

正直本書を読んだ今でも、ヘルシオやホットクックでの調理すら自分にとっては面倒くさいと思っています。ただ、極めれば20分ぐらいで美味しくて、それでいて健康なものができるそうなので、トライしてみたいと思いました。まあでも、この表現は盛っているかなとも思いました。20分って、おそらく待ち時間ですよね? 野菜切ったりとかしたら、もっとかかりそうだけどとも思いました。

あとクッキングの項目であったのは、アイスやパンも自分で作っているとのことでしたが、さすがここまではやる気はないです。少なくとも今の所。私はアイスやパンはたまに食べられればいいので、とりあえず今は都度買うだけにとどめておきます。

VRフィットネスとオンラインフィットネス

本書で紹介されているVRを使用した自宅でのフィットネスもやってみたいと思いました。

私はコロナ前までは定期的に運動をしていたのですが、コロナ以降はジムでの筋トレしかしていません。運動はまったくしていないので、どうにかしたいと思っていました。時々、自転車通勤があるので、それでいいかなと思ってもいたのですが、やはりそれだけでは不十分です。

このタイミングで、本書でVRフィットネスという選択肢を知りました。今までの自分にはまったくなかった発想でした。

これは本書を読んでいるときは、彼女の様に一人暮らしで大きい住宅に住めるからこそできることだなと思っていました。ただ、調べてみたところ簡単なものならそれほど場所も必要としないみたいです。自分の家でも何とかできそうなものもありそうなので、やってみたいと思いました。

親指シフト

年収10倍の本を読んだ頃から親指シフトの存在は知っていたのですが、今までトライしたことはありません。本書にも親指シフトのススメが出てきました。

私は親指シフトは試したことはありませんが、日本語入力で効果を発揮する打鍵方法なので、プログラミングやCLIの操作には不要かなと思っています。なので親指シフトはできれば便利なのでしょうけど、エンジニアにはそこまでメリットはないと思って着手して来ませんでした。(体の良い言い訳^^;)

しかし、今は毎日ブログを書くようになり、またリモートワークの普及で文字入力によるコミュニケーションも増えてきたので、日本語入力の機会が昔よりだいぶ増えました。最近はキーボードの打ち過ぎで肘が痛くなくることもあります。音声入力を取り入れたりしてはいるのですが、やはりそれだけでは限界があります。そういった背景があって、昔はあまり魅力に感じなかった親指シフトですが、今はは身につけたいと思うようになりました。

親指シフトはまだ軽く調べただけですが、エミュレートを入れることなくATOKの設定だけでできそうなのでMacでもできそうです。あと私は40%キーボードを愛用しているのですが、親指シフトと相性がいいのではと思っていたりもします。

実践できないと思ったこと

本書では成果報酬型の仕事にシフトしていくようにすすめられていました。

成果報酬型のメリットは、仕事を効率化すれば恩恵はダイレクトに自分が帰ってくるので仕事のモチベーションがあがると書かれていました。確かにその通りだなと思ったのですが、成果報酬型の仕事って彼女がやっている執筆業、SNS(YouTube)、企業経営、これ以外に何があるんだろうと思いました。

エンジニアで言えば個人開発などがありますが、これは私はまったくやる気が起きないです。個人開発で収益化を目指すとなると、Webサービスかアプリ開発になるわけですが、これは茨の道です。収益の期待値は、エンジニアとしてどこかで働く方がよっぽど高いんですよね・・・

特に作りたいアプリやサービスもあるわけではないですし、今の自分に成果報酬型の仕事にシフトしていくことはできないと思いました。

ただ、このままいつまでも時間報酬で働き続けるのもきついので、成果報酬型の仕事にシフトするべきという考えは常に持ち続けていたいと思います。

まとめ

以上、『自由もお金も手に入る! 勝間式スローライフ』の感想でした。

  • 取り入れたいと思ったこと
    • ホットクックを活用した自炊
    • VRフィットネス
    • 親指シフト
  • お見送り
    • パンやアイスの自炊
  • 今すぐの実践は難しいけど頭の片隅に残しておきたいこと
    • 成果報酬型の仕事へのシフト

本書のすべてを実践するのは難しいですが、参考になることはあります。

取り入れる場合は、別途、自分で調べたりトライアンドエラーする必要がある内容ばかりなので、オーディオブックでさっと聞き流すのに適した本だと思います。