ライフハック

脱デスクトップの道 デスクトップパソコン VS ノートパソコン

いつの世もデスクトップパソコン派とノートパソコン派の相容れない意見が飛び交っています。

私は今までずっとデスクトップパソコン派でした。MacBookやThinkPadなどそれなりにいいノートパソコンを併用してきましたが、それらはサブに過ぎずメインPCはこれまでずっとデスクトップパソコンが担っていきました。

そんな私ですが、最近、脱デスクトップしてノートパソコンオンリーの生活に切り替えたので、そのことについて書きたいと思います。

脱デスクトップ、ノートパソコンに切り替えた理由

今年の春ぐらいまで自宅に自作デスクトップ3台ある生活をしていましたが、引っ越しを機にノートパソコンに切り替えました。

私がこれまで自作デスクトップパソコンを使い続けてきた主な理由はGPUやハイメモリの環境が用意しやすかったからです。昔は趣味で機械学習のプログラミングをしていたので、ハイメモリやGPUを必要としていました。

しかし今は機械学習のプログラミングはやっておらず、そのようなハイエンドの環境は使わなくなりました。また必要になってもクラウドのインスタンスで必要な時に必要な分だけ用意できる世の中になりました。

引っ越し時に断捨離をしたくなったこともあり、デスクトップをなくそうと思いました。

以下は、その際に苦労したこと、ノートパソコンにして残念なこと、そして良かったことを書いていきたいと思います。

ノートパソコン vs デスクトップパソコン に関して、私個人の意見としては、ほとんどの一般ユーザはノートパソコンでいいのではと思います。ただ私のようにモニターを5枚も6枚も使い、dockerコンテナをバリバリ動かしてメモリを盛々使う人は、よく考えた方がいいと思います。

デスクトップパソコンとノートパソコンのメリデメ比較

メインをノートパソコンにして、改めて気づいたデスクトップとノートパソコンのメリット、デメリットを列挙してみました。

デスクトップパソコンのメリット・デメリット

メリット

  • コスト(お金がかからない)
  • 本体や周辺環境が安い
  • パーツ交換していけばいいので寿命が長い
  • メモリを沢山つめる
  • マルチモニターが比較的簡単

デメリット

  • 持ち運びができない
  • スペースが必要
  • Mac派は自作不可、実質OSはWindows一択

このようになりました。持ち運び不可以外はメリットだらけです。

ノートパソコンのメリット・デメリット

メリット

  • 持ち運びができる
  • 保管場所を必要としない

デメリット

  • コスト(お金がかかる)
  • 本体が高い
  • 周辺機器をいろいろ揃える必要がある
  • 寿命が短い、パーツ交換できないので本体ごと高頻度で買い換えていく必要がある
  • メモリが足りない
  • マルチモニター環境が困難

ノートパソコンのメリット、デメリットは上記のようになりました。デスクトップパソコンとのメリデメと逆ですね。

比較検討

基本的に省スペースで持ち運びができる以外にノートパソコンのメリットはありません。

しかし今の世ではこの項目が必須になりつつあります。基本の作業は自デスクで、ときどき会議室に移動してミーティングがあるぐらいの仕事のスタイルならデスクトップパソコン+サブ用ノートパソコンでも十分でした。

しかし今はリモートワーク全盛時代、会社でも自宅でもコワーキングスペースでも同じパソコン環境をシームレスに使える必要があります。デスクトップパソコン+サブ用ノートパソコンでリモートデスクトップを使ったり、GitHubなどのクラウドを介して環境やファイルを絶えず同期し続けるという方法ではつらいものがあります。

こういう仕事スタイル、生活スタイルになってしまったからには、どうにかしてノートパソコンをメインにするしかありません。

なのでノートパソコンで、これらのもろもろのデメリットをどうにかして解消していく必要があります。

というわけで以下は私がノートパソコンに切り替えて早半年、どうやって数多くのデメリットを克服してきたか、妥協点をどこに見いだしたかを紹介していきたいと思います。

ノートパソコンのデメリット克服

お金がかかる問題

結論から言うと、これは諦めるしかありません。

ノートパソコン、特にMacBookはお金がかかります。MacBookは機能美を捨てて純粋にデザインだけに注力されています。そのため端子はusb-cしかなくアダプターがいろいろと必要になります。純正のアダプタは7000円近くします。さらにMacBookはキーボードが劣悪なので、キーボードやマウスは別途必要になるでしょう。

Windowsの方もHDMI1個ぐらいは標準でついていますが、がっつり作業する場合は外部モニター1枚だと心もとないので、USBとHDMIの変換ケーブルを買う必要があったりとやはりお金がかかります。

また持ち歩く度、毎回、USBキーボードやマウス、複数枚モニターを接続するのが面倒という場合は後述するドッキングステーションというものが必要になります。このドッキングステーションは2〜4万円ぐらいします。

さらにノートパソコンの寿命は平均で3年ぐらいだと思いますが、寿命がきたら本体ごと買い換えるしかありません。デスクトップの場合は、必要なパーツだけ買い換えていけば何年も使えるので、本体コストの差は歴然です。

このお金がかかる問題はどうしようもありません。払う以外、対象方法はありません。ノートパソコンを使う以上、必要経費と割り切るしかありません。

マルチモニターができないよ問題

私はデスクトップ時代は、モニターを6枚使っていました。デスクトップだとグラフィックカードを付けるだけで簡単にマルチモニター環境を構築できます。

ただノートパソコンだと、これが非常に難しいです。

まずノートパソコン本体に出力できるモニターの数に上限があります。だいたい本体モニター含めて3枚程度が限界です。私は今、私物で Windowsの ThinkPadの X1 Carbon 第6世代、会社の貸与PCで MacBook Pro 2019 を使用していますが、どちらとも3画面しか出力できません。ThinkPadの方は、それにUSB変換を付加して更にモニターを足すことはできます。ただこのUSB変換出力は画像があらく、f.luxなどのブルーライトカットアプリも効かないので使いづらいです。

なので現状、ThinkPadを使うときは5画面、MacBook Proは3画面ということになっています。ThinkPadでも6画面だすことは無理そうだったので、モニターを1枚外すことになりました。

マルチモニター化するにあたり、いろいろ購入しました。

まずは、lenovoの ThunderBolt3対応のドッキングステーション、3万円ぐらいした気がします。これは ThinkPad で使う分には問題ないのですが、 MacBook Pro だとちらつくことが多いです。おそらく、 MacBook Pro の電源容量が貧弱なのだと思います。

ドッキングステーション以外にも、USB-HDMI変換ケーブル、MacBook純正アダプタ、USB-C-HDMI変換アダプタなど購入しました。

最終的にマルチモニター構成は、

ThinkPadの場合

本体モニター未使用 + ドッキングステーション HDMI 2画面 DisplayPort 1画面 + USB出力*2画面 ⇒ 計5画面

MacBook Proの場合

本体モニター未使用 + ドッキングステーション HDMI 1画面 + 純正アダプタHDMI 1画面 + USB-C HDMI変換 1画面 ⇒ 計3画面 (ドッキングステーションのちらつきが酷いときは、外して2画面)

となっています。

ThinkPadの方はともかく、MacBook Proの3画面(場合によっては2画面)は酷すぎます。

元々、MacBook Proは使う予定なかったので、ThinkPadでのみ動けばいいやと思って上記のドックステーションを購入しました。後にMacBook Proも併用するようになって、MacBook Pro + ThinkPadドックステーションの構成になってしまったのですが、このドックステーションではMacBook Proではちゃんと動作しません。現象として、ドックステーション経由で出力したモニターは全てミラーリングになり、マルチディスプレイにはなりません。調べてみたのですが、どうにもらないようです。公式ではありませんが、以下でドックステーションの仕様で、諦めるしかないとのことです。
https://discussions.apple.com/thread/251688248

でもデスクトップを捨てて、ノートパソコンにするならマルチモニター環境もある程度、妥協するしかなさそうです。まあほとんど人は、本体+2画面の3画面構成だと思うので、問題ないと思いますが・・・

余談ですが、2021年の MacBook は、M1Xの目玉の他に、タッチバーがなくなって、USB-Cオンリーでもなくなるそうです。これまでの酷い状況から随分と改善されるそうなので、個人的にはまたMacに戻ろうかなとも思っているのですが、本体のマルチモニター制限は要チェック項目だったりします。

メモリが足りない問題

ノートパソコン最大の問題は、メモリが少なすぎることだと思います。

デスクトップだと64GBぐらいのマシンがあっさり組めますが、2021年現在のノートパソコン界隈だと、16GBがほとんどです。32GBは、選択肢がほとんどありません。

16GBじゃ少なすぎます。16GBだとブラウザ+α程度の作業しかできないでしょう。Dockerを使った開発などやると、すぐにメモリが枯渇します。

でもこの問題も、改善しようがないです。諦めるしかありません。Dockerはサーバで動かしてリモート開発にするなど、パソコンの使用方法で対処するしかないのが現状です。

MacBook Pro 2021 で 32GB でてくれないかなーと思っています。