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コロナ禍でプログラミングスクールが情報商材と化したらしい

Qiitaでプログラミング学習サービスについて面白い記事があがりLGTMを集めている。
https://qiita.com/Yuhi_M/items/a4cfcea07a93fc593ea9?utm_source=Qiitaニュース&utm_campaign=5f283cd067-Qiita_newsletter_484_10_20_2021&utm_medium=email&utm_term=0_e44feaa081-5f283cd067-32857937

投稿者はプログラミングスクールを将来やってみたくて、そのための経験として講師の副業をしていた人。記事は、コロナ禍になってパソコンも触ったことないような人が生徒として集まってきてカオス状態になり、とても働ける状態ではなくなったという内容である。

「コロナ禍でもエンジニアがリモートで高額のサラリーを稼げることができる」という嘘でもないが正確でもない情報が世に広まりはじめ、プログラミングスクールがこのことを前面に出すようになった。「いつでも好きなときに好きな場所で大金を稼げる!」と情報商材のような宣伝をするようになって、その広告内容を真に受けてシステムって何?パソコン持ってないけど大丈夫?みたいな人が来るようになったらしい。

ここからは私の想像になるが、こういった人たちはプログラミング以前に、そもそもモノを学習する土台をもっていないだろう。自分は高額を支払っている客だから、その対価として稼げる能力を身につけられるのは当然というマインドもあるだろう。こういった人たちがプログラミングなどできるようになるわけがない。

現場の採用事情は知らないが、今は逆にプログラミングスクールあがりは採用しないという逆フィルターがあるのではなかろうか。応募側としてもプログラミングスクールで学びましたと言わない方がいいように思える。まあ言わなくても、面談でちょっと話をすれば、自分で学習したのかスクールで言われたことだけをやったのかわかりそうなものだが。

確かにプログラミングを知識なしでゼロから学習するのは大変だ。でもプログラミング学習の基本は自分で本を読み、手を動かしながら自分が知らないことは自らキャッチしに行くのが基本だ。いくら経験を積んでも、この世界は常に自分が知らないことがあるので、こういったことができない人は使いものにならないだろう。

こういった素養がある初学者に、躓きやすいポイントをアドバイスできたり学習を加速させたりできるサービスがあればいいと思うし、これこそプログラミングスクールの役目だと思うのだが、残念ながら今のスクールはそうなっていない。高額のお金を巻き上げるだけの、情報商材と何ら変わらないものになっている。

何かの記事で、海外ではプログラミングの学習に何十万円も払うのはありえないという情報を見たことがある。無料のものが多く、高くても5000円/月とかだとか。これより高くすると人が集まらないということが書いてあった気がする。もちろん専属の講師が付かないとかのシステムの違いはあるだろうが。

自ら学んでいくマインドの人たちは、前者の海外サービスのようなものしか必要としないだろう。でも日本のプログラミングスクールはそういうマインドを持った人をターゲットしていない。受け身で自ら考えることを放棄したような、詐欺に遭いやすい、いわゆるカモをターゲットにしている。こういった人たちからお金を巻き上げて経営が成り立つわけだからプログラミングスクールはなくならない。この世から情報商材がなくならないと同じ構造である。