読書

読書『プロップテックの衝撃』

こんにちは、タムタムです。
100兆円の巨大市場、激変 プロップテックの衝撃』を読みました。

なぜ読んだのか?

読む前のメンタルマップ
  • なぜこの本を読もうと思ったか?
    • 引っ越しのタイミングで、最近の不動産事情に興味をもった。ホテル暮らしに興味をもった。
    • これだけテクノロジーが発展した世なのに、昔ながらの不便(敷金、礼金、2年縛り、契約にいたるまでの関連業者の多さ)がいつまでも残っているなと疑問に思っていた。
  • この本から何を得たいのか?
    • 最近の不動産とテクノロジーの関係
  • 読んだ後、どういう状態になりたいのか?
    • 特に何もなし、住居選択の知見が広がればラッキーぐらい

この本は、本屋をぶらぶらしているときに、たまたま見つけました。ちょうど引っ越しを考えていた時期で、不動産や住居のテクノロジー周りの事情に興味をもっていたので買いました。

引っ越しは6,7年ぶりなのでこれまで余り考えたことなかったのですが、いざやろうとなると、昔ながらの悪習である敷金、礼金、2年縛り、関係者の多さ(仲介業者、管理会社、保険会社、保障会社など)がいつまでも根強く残っているなと疑問に思っていました。この辺にうんざりしていたので、ホテルに住む方法とかないかなとも思っていました。そんな時、この本の帯にホテル暮らしで有名なホリエモンが写っていたので手にとってみました。

どんな本? どうだった? おすすめ?

プロップテックに関連する環境や企業事例を、具体的な企業とサービスを添えて、広く浅く紹介しています。不動産業界に詳しい人や、最新の情報をキャッチし続けている人には物足りないかも知れません。でも浅くと入っても、ビジネスモデルの説明した図はありますし、データや統計の図表もでてきますので、それなりに読み応えはあります。私は読む前は、プロップテックというワードも知らなかったので、結構斬新な内容でした。

不動産周りの未来予測についても少し記載されているので、この部分だけでも面白いです。ただ実現性の根拠となるデータ提示などはなく、筆者のただの一意見(願望?)、社説っぽい内容ですが。

個人的に得られた知見

現在のテクノロジーで実現できていること、できていないこと

プロップテックは、ビジネスに必要となるデータの入手が困難らしいです。データのオープン性が低く、業界特集の事項も多いので、業界経験者でないとプロップテックの起業は難しいらしいです。

現状テクノロジーでできていることは、不動産の価格診断、売買の不透性や手続きの煩雑さといった課題を少し解決できている程度みたいです。個人がシームレスに住居を変えられるようになるまでは、全然進んでいないようです。

実際、私は引っ越しの際、GATechnologyのサービスのRENOSYを使ってみたのですが、従来の物件仲介業者と何ら変わりありませんでした。サクッと引っ越しできる時代はまだ先のようですね。このとき今回は諦めて、従来の大変な引っ越しをやろうと覚悟をきめました。

ホテル暮らしについて

去年ぐらいに帝国ホテルに36万円ぐらいで住めるというのが話題になって、私もホテル暮らししてみたいと思っていました。この金額は無理なので、もっと庶民向けのホテルが庶民価格で、リモートワーク向きのプランとかないのかなと思っていましたが、自分で見つけることはできませんでした。

本書を読むことで何かホテル暮らしに繋がる糸口はあるかなと期待しましたが、そんなものは見つかりませんでした。

ホテル暮らしについての紹介はありましたが、具体的な事例の記載はありませんでした。ホテル暮らしはそれほど広まっていないっぽいですね。ホテルが提供するサービスと個人をマッチングするようなサービスもまだないっぽいです。

ホテル暮らしは、ホリエモンのようなお金があって直近のライフスタイルが固定されていないごく一部の人ができることみたいですね。これもまだ昔と変わっていないですね。

未来関連

  • スマートシティ、スーパーシティは構想段階からほとんど進んでいない。実現しても10年後とか20年ごとか。個人情報保護の問題もあり。
  • コロナ後はリモートはなくなり出勤するようになるが、本社機能が縮小してコワーキング、コリビングの動きは継続する(筆者予測)
  • MaaS(モビリティアスアサービス)が進み、ライドシェアなどが進んで住居の価値基準が駅近からライドシェアの拠点の近さになるかもしれない。

読書後のアクションは?

特にないです。

個人レベルでは昔から何も便利になっておらず、不動産とテクノロジーの融合に、まだまだ解決しなきゃいけない課題があることはわかりました。ただじゃあ、自分がやったるわいと起業に走るまでのエネルギーは私にはないので・・・

この先、一エンジニアとしてプロップテック関連のテクノロジーの発展に寄与できる機会が何らかの縁で得られたなら、その時は全力で貢献したいと思います。