読書術関連の本は、いつの時代も一定数の新刊が出続けています。それだけニーズがある、読書の方法に悩める人が多いということでしょう。
自分にあった読書術はどういったものか?
私もこういう悩みがあって、何冊か読書術関連の本を読んだことがあります。何冊か読み、それぞれ実践してみて、今も読書し続けて出た自分なりの結論は、
読書術なんて何でもOK、その時々でやりたい方法で読むハイブリッド方式でOK
ということになりました。
何でもOKということになった理由
読書で大事なものは読書術やアウトプット術ではありません。大事なのは読書する習慣です。もっと言うと、読書を好きになることです。
読書好きになって本を読む習慣を身につけるのは、効率性などを考えず読みたいように読むのが一番です。
テクノロジーが発達した今、読書の媒体は電子、紙、オーディオブックと様々です。そして読書を続けていると、この中の1つの方法のみで読書するということは、あまりないでしょう。事実、私はKindleがメインですが、紙の書籍も買いますし、オーディオブックも毎日使っています。
全て媒体で、適用できる読書術なんてものは存在しません。読書術にこだわっていると、ある媒体は諦めることになり、読書の機会損失にもつながります。
なので、読書術は気にせず、読みたいように読めばいいじゃんとなりました。
読書を続けていると、結果的に多読となり、読書方法も我流になります。
世にある読書術
世にある読書術を大別すると、以下の4つに大別される気がします。
- 線を引く
- 書き込みをする
- 付箋をはる
- 何もしない
他にもメモをとるとか何回も読むとかなど、読書術の書籍に書かれていますが、アウトプットとか読書の方法(精読、多読など)の話です。上記の4つのどれかから派生した話にすぎません。
媒体をどう扱うか、物理的な所作は上記の4つのどれかになると思います。
線を引く
線を引くのは、読書術の書籍では一番ある方法だと思います。大事な箇所をなぞることで、精読にもつながりますし、線を引くという動作にも、それほど時間や労力を費やさないので、バランスのとれた方法だと思います。
私は紙の書籍で読む時は、線を引きながら読むことが多いです。
注意点として、自分が精通していない分野だと、大事なことだらけに見えて線だらけになってしまいます。なので、私はある程度知っている分野の本、ビジネス書など汎用的な内容が書かれている本を読む時のみ線を引くようにしています。
知らないことだらけの本は、何もしないことが多いです。
あと、Kindleで読む時は、線を引くことはほとんどないです。Kindleは線を引くのに長押ししないといけませんし、ピンポイントで線を引くのも難しいので、イライラします。読書の妨げになるので、私はやりません。
どうしても線を引きたい場合は、同じ内容をスマフォの音声入力でkeepに残します。
書き込みをする
本に自分の意見や疑問点を書き込む、ノートの様に使うという読書術があります。一説によると、ビル・ゲイツも書き込みながら読んでいるとか。
私は紙の書籍は、前述の線引きと併用して書き込むことが多いです。
本を綺麗に使うことはあまり考えていません。メルカリなどの出品は、利益や手間を考えると合理的な行為とはいえません。読み返すことになっても、2度目は1度目ほど読み込むわけはありませんので、線引きや書き込みは気になりません。
それに、たいていの本は読み返すことはなく、時間の経過ともに存在を忘れ去られ、いずれ捨てることになります。綺麗に保管されている必要性はありません。
あと、線引きや書き込みのペンの種類やカラーも気にしていません。できれば黒は避けますが、手元にあるペン、何でも使います。同じ本で、ページごとにカラーが変わっても、私は気になりません。
付箋をはる
付箋は線引きより労力がかかりませんので、読書の妨げになりづらいです。
大事と感じた箇所は、線を比較なくともページに辿り着ければ、すぐにわかります。なので、ページだけ分かるようにとりあえず付箋だけ貼って、どんどん読書をすすめるのは良い方法だと思います。
ただ、私は個人的にはこの方法で本を読むことはありません。紙の書籍に対しては、線引き、書き込み、何もしないなど、適当に使っていますが、付箋はほとんど使うことありません。
読書の妨げをしないで本をどんどん読むことを目的とするなら、何もしないでいいと思うので。
付箋は、技術書や参考書など、何度も読み返す系の本には使っています。こういった類は、自分のスキル、つまり読むタイミングによって大事と思う箇所は変わるので、あまり線などは引きたくありません。その代わりに付箋を使っています。自分が成長して、大事と思わなくなった、当たり前と思うようになったら付箋は外しています。
あと、例外としてビジネス書でも、「7つの習慣」のような、生涯にわたって何度も読むことになると思った本は、紙の書籍でも線引きや書き込みはしないで、付箋にしています。付箋の上に、書き込みをしています。
何もしない
何もしないというのは、読書術の本ではあまりない方法かもしれません。まあ、何もしないなら、読書術にはならないので本にしづらいでしょうし。
ただ、本は読んだら、何となくの内容を頭のどこかに入れておくだけで十分です。脳とか意識を活用するといったことがテーマの本には、このことが書かれています。
私も読書のほとんどはKindleもしくはオーディオブックなので、読んだ本のほとんどに対しては何もしていません。
ビジネス書などの汎用的な本は、1回読んで、何カ所かなるほどと思えたら、それで十分です。それが積もり積もって、時間とともに自分に必要な情報やノウハウが統廃合していきます。忘れたら、その程度の内容にすぎなかったと思うようにします。それぐらい適当に構えている方が、サクサク読書できていいと思っています。
