『100歳まで自分の歯を残す4つの方法』を読みました。
控え目に言って良書、もっと早く読んでいればと思った本でした。
なぜ読んだのか?
- なぜこの本を読もうと思ったか?
- 歯医者に行き始めて、予想外の治療がはじまり、もっと歯に関する知識をつけねばと思った。
- もっと歯に関心を持とうと思った。
- この本から何を得たいのか?
- 歯に関する知識
- 今後のQOLに直結する知識
- 歯医者選びに関する知識、正しく歯医者と付き合っていく方法
- 読んだ後、どういう状態になりたいのか?
- 歯のトラブルとは無縁になりたい
Motivation
最近、クリーニング目的で新しい歯医者に行ったのですが、クリーニングはほとんどすることなく、歯のレントゲンを撮られ虫歯治療が始まりました。
治療するまでは虫歯の自覚症状はなかったのに、歯がどんどん削れていき、不安になってきたので歯に関する知識を付けとこうと思い、歯に関する本を数冊購入しました。本書はその中の1冊です。
また健康に関するYouTubeとかを見てると以下のような情報が入ってきます。
- 歯の価値は2000万円とか3000万円
- 歯にお金をかけると、病気になりづらく生涯で使う医療はトータルで安くなる
- 歯を大事にしているとボケ防止になる
などなど。
こういったとことを情報として知っていても、体系立てて学んだわけではないのでしっくりとしないこともあり、一度、歯について学ぼうと思いました。
どんな本? どうだった? おすすめ?
良い本だと思います。もっと早くから読みたかったです。
ただ本書の評価は人によるかもしれません。本書の出版は2019年ですが、それは改訂版の話です。最初の出版はさらに6年以上前の2013年とか2012年です。なので情報として古いかもしれませんし、また歯に関心の強い人なら、既に知っていて当たり前のことも多いかもしれません。
私は歯に関心があって、それでいて歯に関する知識がほぼゼロでした。そういった人なら、本書は本当に役立つと思います。
いつかまた読み直すと思います。私はKindleで購入しましたが、何度も読みたいので紙で購入したほうが良かったと思いました。次、読み直したくなったときは、紙で買い直すかもしれません。
書籍内容
歯の予備知識ゼロの状態から読んだので、新鮮な内容ばかりでした。
歯は簡単に抜歯してはいけない
歯は抜歯したら、そこから波及して他の歯もどんどん弱くなっていくから、歯は簡単に抜歯してはいけない。
抜歯を簡単に進める歯医者が多い。本当に抜歯しないといけないケースもあるが、セカンドオピニオンで他の医院にも相談したほうがよい。
インプラントや入れ歯は人工物に過ぎないので自分の歯とは全然違う。この先、どれだけ医療が発展しても自分の歯に変わるものは出てこない。なので、自分のは大事に扱わないといけない。
歯を抜かないといけなくなくなる原因は、虫歯、歯周病、TCH。
TCHを是正する
私は知らなかったのですが、上の歯と下の歯がくっつくことをTCHというらしいです。これは通常時、口を閉じているときなどは起きてはいけないらしいです。
歯の上下が常に触れていると、歯や顎関節などへの負担が大きく、口腔内のトラブルが多くなってくるとのことです。
TCHは本人が意識するだけで直すことはできるが、重度の場合は歯医者にTCH是正、TCHコントロールとかで相談。
虫歯予防
極力、砂糖をとらない食生活にする。
間食の習慣があると、虫歯のリスクが高くなる。飲食の回数が多いと、歯垢が酸性になる時間が長くなるため。
歯磨きは1日1回で大丈夫
歯磨きの目的=プラーク(歯垢)の除去
プラークが形成されて害がある状態になるまで24時間かかるので、1日1回で十分。
むしろ磨きすぎはダメ。歯や歯肉にダメージを与える。
歯ブラシは細かく動かして、歯周ポケットの中を磨く。
舌を磨いて舌苔を除去する。
歯周病の管理
歯周ポケットが深くなると抜歯になる。
歯周ポケットのチェック、管理は自分ではできないので、歯医者に任せる。3ヶ月に1回、歯医者に行く。
歯石除去やクリーニングが研磨中心の歯科医院はダメ。歯の表面が痛んだり摩耗する。研磨は着色部位(ステイン)や磨き残したプラークの研磨に必要だが、必要最小限に慎重にやってくれるところで。
プロフェッショナルな医院は、来院ごとに歯科医が顎関節のチェックや口腔内の審査をやってくれる。歯周病の重症化を未然に防ぐのに、顎関節の審査は大事。
歯科医院によって雲泥の差がある。
歯周病予防のプログラムを歯科衛生士まかせで歯科医はまったく関与しないところはダメ。別のところを探した方が良い。プロフェッショナルケアは歯科医と歯科衛生の共同作業。
歯科医の選び方
- ホームページは誇大広告が目立つ、鵜呑みにしてはいけない
- 待合室の認定証や卒業修了証は無意味
- 患者を治療椅子に横たえた状態で、歯科医が一方的に説明するのは良くない
- 予防に熱心でない歯科医はダメ、歯磨き指導や歯周病ケアをしないでインプラント説明をするのは論外
- 歯科衛生士の出入りが激しい医院はダメ
- 院内感染対策を見せかけでなくしっかりとしているところ
自由診療
- 健康保険制度では最適な医療が受けられない
- 理由: 健康保険制度は歯科医の技術の研鑽が診療報酬に反映されていないから
- たくさん削りたくさん抜く治療のほうが、保険か診療報酬を多く請求できるのが現在のシステム
=> 保険診療を専門とする歯科医が、「削らない、抜かない治療」をやろいうとすればするほど、経済的な不利益をかぶる - 混合診療は禁止されている
自由診療だと使用できる歯科材料や、自身の医療技術との矛盾も生じない
=> 自由診療の方がよい
インプラント難民
もしインプラント治療を受けることになったら、インプラント難民にならないように注意
- インプラントは植えた医院でしか管理してくれない、どこの歯科医院でも他医院で植えたインプラント管理は断るのが普通
=> 手術をうける歯科医院が、少なくとも十数年後まで存続するかどうか、信頼している歯科医は十数年後まで現役の年齢かどうか、もしくは後継がそだっているかどうか確認する必要がある。 - インプラントは部品供給の心配もある。標準規格が存在せず、各社が数年ごとに出している。
個人的な感想
表紙が子どもっぽいので簡単な本かと思い、最初の1冊には丁度良いかなと気軽に読み始めたら、予想以上に内容が詰まった内容でした。
TCHやインプラント難民など、知らないことも多く、最後まで飽きずに読めました。
この後も、数冊、歯に関する本を読むつもりですが、最初の1冊が本書でよかったと思いました。
読書後のアクションは?
- 歯に関する本を、数冊読む。
- 今の虫歯治療が終わったら、定期診断をお願いするか、他医院にするか考える。その際は、自由診療を視野に入れる。
- 自分の現在の歯周病のリスクを把握する。
